調査計測

軌道応力

列車の速度向上(スピードアップ)に伴う安全性の確認や新たな技術開発成果の導入に伴う効果の確認、又事故原因の解明など様々な場面で現場での軌道の測定データが必要となります。弊社では以下のような軌道に関するあらゆる事象の測定を行っています。また、技術開発等のサポートのためにいろいろな試験方法の提案や試験装置の開発も行っています。

主要測定項目

  • 車両からの荷重
  • 締結装置の耐久性
  • レール摩耗量
  • レール硬さ測定
  • レール軸力
  • 継ぎ目板応力
  • 軌道絶縁抵抗測定
  • レール、まくらぎ、締結装置等の移動、変化量、輪重
  • 車輪上昇量
  • レール断面形状
  • レール粗さ測定
  • レール凹凸測定
  • 分岐器各部応力、変化量、機能検査
  • その他必要項目
  • 速度向上地上試験
  • 横取り装置通過試験

実績

  • 東海道、山陽、上越、東北、九州の各新幹線速度向上試験、38番分岐器走行試験、大規模改良後の実車走行試験、軌きょう剛性試験、輪軸落下試験、軌道スラブ絶縁抵抗試験

環境調査

新幹線開業や列車の速度向上(スピードアップ)に伴う周辺地域(沿線環境)に影響を及ぼす騒音・振動の測定データが必要となってきます。また、高速運行による列車風の増大により、ホーム上の乗客、線路近傍の作業員等へ影響することが考えられる為、風速、風圧を測定し、対策等を検討します。弊社では、あらゆる現場での軌道等の騒音・振動の測定・解析を行っています。

主要測定項目

  • 騒音測定(軌道騒音、転動音、環境騒音)
  • 地盤振動
  • ホーム、トンネル風速風圧測定
  • 振動測定(軌道振動、高架橋振動)
  • 風速、風圧測定
  • 軌道騒音の測定例
  • 風速、風圧の測定例

実績

  • 新幹線における騒音振動測定、省力化軌道地盤振動測定、新幹線風速、風圧測定
  • 速度向上に伴う作業ホーム、通路の風速、風圧測定

レーザートランシットによる軌道測量

平成16年の新潟県中越地震、平成23年の東日本大震災ではJR東日本の新幹線構造物に大きな被害を受け、長期間の運休を余儀なくされました。弊社では、軌道の復旧作業を行うための基準データとなる軌道の測量作業をレーザートランシットを使用して実施しました。
通常の新幹線の軌道保守作業では、新幹線電気軌道検測車(East-i)の検測結果データに基づいて実施しますが、地震による被害で検測車が運行できないため、貴重なデータを提供することが出来ました。
通常の軌道整備においても絶対線形測量により、検測車で把握できない変状を測量して軌道整備に活用することが検討されています。

輪重バランス装置他

当社では長年に亘る線路計測の技術蓄積から、鉄道事業者様に役立つ計測システムを提案してきました。以下は現在ご利用いただいているシステムについてご紹介します。

輪重バランス計測装置

列車の安全走行に影響を与える恐れのある車両の輪重バランスを自動的に計測するシステムで、走行(速度5km/h以下)、静止状態の両方で計測可能です。

  • 輪重バランス装置

リアルタイムデータ伝達装置

計測データを遠く離れた現場から事務所へと伝達するシステムです。このシステムは長期間の測定に有効で、例えば一年間の長期に亘る測定により、短期間では見ることができなかった現象を把握することが可能となります。また、現地までデータを回収に行く必要がないので経済的です。

乗車率測定装置

乗車率(乗車人数)を計測するシステムで、特徴としては1両ごとの乗車率を把握することができるとともに、ダイヤ設定や駅構内の計画策定など広範囲な応用にも非常に有効です。

電車混雑度測定装置

次に来る電車の混雑度を計測し、駅表示板に明示することにより混雑度緩和に役立つシステムです。

実績

  • 公共鉄道、JR東日本、私鉄各社
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